siwee 10

田舎暮らしを毎回10分にて

参議院選挙が近づいている

僕の住むのは、高知・徳島合区。

参議院選挙は近づくが、正直高知からでる候補者に対しては、自分の選挙区の候補者ではなく、


高知からくる人


というイメージで、まだまだ時代についていけてない。この選挙区の縛りかたには、不満を持つ人もたくさんいるだろう。しかし、よく言われるアダムズ方式とやらを採用したところで、

なんでも十把一絡げに計算して答えがでると思うなよ。国民は人間だ、機械じゃない。


という人は必ずたくさん出てくるだろう。今は、力のない県を適当に合わせたようにしか見えないが、将来的には、1票の格差を是正していく上での一つの実践データになれれば、と思っている。



ところで、参院選では、票を捨てることにしている。別に珍しいことでもなんでもなくて恐縮だが、自民党公明党以外の、政権与党になる気のない、あまり存在意義のない党の候補者に投票する気だ。


最近は与党になれなくては、大きな局面には、出ていくかその場にいることしか出来ない。かといって、与党にしたい党もない、ので。


なぜそうするかというと、自民党公明党に与党になってほしくないからだ。


自民党公明党に百パーセントの敵意があるわけではない。彼らは、他の党も出来なかったし、それまでの自民党も、話題にはするものの、意図的に確定させるのを避けてきた問題に、明確な答えを出し、変革をもたらした。何かを変えてきた。改革を口にする党は多い。しかし、本当に何かを変えたのは安部政権だ。万人が望む結果にはならなかったけど、結果的にはボーッと見てるだけで重箱のすみをつつくようなつまらないツッコミを何年も入れ続けた野党のみんなは一度、ケツバットで骨盤にヒビが入るべきだ!と言いたくなるくらい変えたと思う。


しかし


それでも自民党公明党を拒否する理由は、、彼らの得意技にある。


彼らの得意技とは、何かを変えるのに邪魔なものたちを意図的に「いないもの」とすることだ。まるで、幽霊にするみたいなものだ。いるんだろうけど、まあ、本当にはいないってことでいいじゃん、くらいの。


例えば派遣法の改正。

彼らがいないものとしたのは、派遣社員から正社員への望みを切に持っている人や、望まないのに非正規雇用を続けるしかない人たち。

もし自民党にとって、彼らが存在するものだったら、派遣法は、もっと違った形に改正されるか、据え置きになっていただろう。

派遣社員やアルバイトを政治の力で正社員に押し上げるのは正しいとは思わない。今のところ、当の本人が


わたしは正社員なみの仕事をしている!


と思っていても、実際は派遣やアルバイトにさせても問題ない仕事しかしていないケースの方が多い。なので、別に政治の力で押し上げる必要はあまりないと感じる。肩書きが正社員じゃないとどうしてもダメなら、危険な仕事、激務、精神的に破壊される可能性。。。そういうのも全部飲み込んでトライし続けるしかない。もしくは、勤め先で門が開かれているなら、自分の抱えている問題を吹き飛ばすくらいの努力をする。正社員になるためにそういうのを飲み込まなきゃいけないかどうかも、結局その人の実力なのだ。ほとんどの場合、ほしいものはその時点での実力分しか手に入らない。頑張るしかない。



しかし、


今度の派遣法は、頑張る機会すら奪うものだ。好き好んで派遣やアルバイトを続ける「働きかたを選んだひと」が、政治の後押しなんかを必要としているか?頑張るしかない状況を頑張っても仕方ない状況ににしてどうする。。。と思う。



また、高知・徳島を合同区とした際には、高知・徳島には猿しか住んでいないことにしたのだろう。猿だからとりあえず一緒でいいか。。。的な。


何かを変えていく時には、全員の意見を重んじては変えられない。それぞれに利益と不利益が違う。例えば、自分が人殺しになることがリアルにとらえられないひとは、安保法案は、大歓迎だっただろうし、逆な人はヒステリックに反対しただろう。



で、なんで自民党公明党に与党になってほしくないか。


いやー、わたしはいち庶民なんで、政治に都合悪くなるといないことにされちゃう層なんですよね。せめて、いつも存在くらいは意識してくれる与党がいいかな、て。。。こんなに長く語ることじゃなかったかな。。。



とりあえず、もし、いれたい政党がないひとは、


消去法で。。。


とか、


自民党に入れたけど安部政権に入れたわけじゃない


とか、寝言を言わず、考えてから投票してほしいなー、と思う。